ニュースリリースNews Release

　SGホールディングスグループにおいて大型家具家電の設置輸送および移転を主軸に「輸送＋α」の付加価値を提供するSGムービング株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長：角本 高章）は、使用済みプラスチックの再資源化技術開発・実用化推進に取り組む株式会社アールプラスジャパン（本社：東京都港区、代表取締役社長：横井 恒彦）と東京都国立市、社会福祉法人国立市社会福祉協議会が締結した包括連携協定に基づく取り組みに協力企業として参加しました。この取り組みはアールプラスジャパンに資本参加している4社（株式会社ヤクルト本社（以下、ヤクルト）、三友プラントサービス株式会社、株式会社Mizkan（以下、Mizkan）、リスパック株式会社（以下、リスパック））と協力企業の連携による業界横断での取り組みです。

くにたち福祉会館に設置された容器回収BOX

　当社は、循環型社会の実現に向け静脈物流に注力しています。この度、アールプラスジャパンが実施するプラスチック資源の自主回収に、リサイクルリユースの回収だけでなく、再資源化へとつなぐ中間の対応を担うことができる協力企業として参画し、容器の中間処理を担当します。

　2024年3月16日には、ヤクルト、Mizkan、リスパックが製造・販売した食品の使用済みの容器（乳酸菌飲料容器、納豆容器、弁当容器のフタ）を、品質や量を調査、選別した上で、当社の破砕機を用いて破砕し、フレーク製造を行いました。

　本取り組みでは、回収したプラスチック容器の品質・量を調査し、アールプラスジャパンが開発中のリサイクル技術への適用を検討することにより、将来的なプラスチック資源循環の可能性を探ります。

　2025年2月までの期間に、回収方法などを改善しながら複数回、テストを実施し、回収するプラスチック容器の品質・量の向上を図る予定です。

　当社は今後も引き続き、本取り組みへの協力を行い、持続可能な循環型社会の実現に向けて寄与してまいります。